霜柱

 ↑↑今日はすがすがしい冬の晴れ間が広がりました。

 

 こんにちはtheiaearthです。

 寒い日が続きます。クリスマスシーズンは少し荒れたお天気になりました。全国ニュースを見ると豪雪によって被害がでた地域が映し出されておりこころを痛めました。幸いにも私の住んでいる地域は雪による被害をほとんど聞くことなくやり過ごすことができました。年末から正月は比較的おちついたお天気でホッとした三が日でした。例年に比べると降雪量は少ないそうです。降雪量が少ないとはいえ、陽光さす温かな季節が恋しいです。ふと地面に目を落とし、春の芽吹きが感じられないか探している自分がいました。ハッと我に返り、「春が待ち遠しいのだ」と自嘲し、春の芽吹きを見つけられないことを残念がっている自分を発見します。

 朝も暗いうちに、仕事に行こうと外にでると道がうっすらと白くなっていました。寒いはずだ、霜柱が立っているじゃないかと滑らないように足を運びます。家から少し離れた駐車場につき、車のガラスを見るとびっしり氷がはりついています。空を見るとまだ星がまたたき、透きとおった夜空です。ツンといつもより張り詰めた冷たい空気が顔を撫でてきます。水筒を取り出し、少し温かな水を車のガラス窓にかけている時、私のこころが少し高鳴ってくるのを感じます。放射冷却現象。今日はきっと良い天気になる。いつもより温かな一日になるに違いない。シャク、シャクっと霜柱を踏みしめながら、ワクワクする一日になる予感がはしります。温かな一日を想像すると、私の頭の中によぎる人たちは誰一人困っていない、笑顔の場面です。霜柱・凍る窓・透きとおる星空、それだけで一日が良い日になるなんて、瞬間で思えることができる人間ってとても素敵な能力があるんだと感じさせられる朝でした。

 霜柱に感謝。踏みしめることができる自分の足にありがとう。透きとおった星空に感謝。つんざく空気を感じることができる自分の顔にありがとう。薄暗く、日が照らだす道がとても素敵な朝でした。冬が寒いおかげで、今日は私の中の笑顔の人たちに出会うことができました。